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18万DL以上のソーシャルVRサービス、Rec Roomが500万ドルを調達

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世界最大のPCゲームプラットフォームSteam(月間UU1億2千万人)で、18万DL以上と圧倒的なDL数を誇るソーシャルVRサービス、Rec Roomが500万ドルの資金調達を発表しました。

ソーシャルVRサービスは、イベント開催型のAltspaceVR、UGC型のVRChat、High Fidelity、コミュニケーション型のvTimeなどが提供されていますが、Rec Roomはそのどれとも違い、ラウンドワンの様な空間でカジュアルゲームを楽しむゲームロビー型サービスです。

Steam、Oculus Storeにて配信されていますが、SteamではHTC Viveにバンドルされていたサービスを除くと、最もDLされているサービスです。DLされている理由は、Steam上のほとんどのゲームが有料で提供されている中で、対戦ゲームにフォーカスして無料提供することで、沢山のユーザーがワイワイ楽しめる唯一無二のサービスとなっているからだと考えられます。

シングルプレイモードを作らずに、対戦ゲームにフォーカスすることで、ゲーム開発の工数を抑えながら、DL数を伸ばすことに成功している彼らですが、今後は協力プレイ型のゲームの開発も行っていくようです。

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まだまだユーザー人口が少ないVRにおいては、イベント開催型やUGC型のサービスは過疎化しやすい傾向にあり、UGC型のVRChatも対戦ゲームを実装して、昨日Steamにて正式リリースされました(今まではベータ提供)。

有料VRゲームを提供する会社が売上を伸ばす中で、現時点では収益を生み出していないゲームロビー型のソーシャルVRサービスが、アバターアイテム課金等でマネタイズに成功できるかどうか興味深いところです。

また、スマートフォンに軸足を移しつつあるコミュニケーション型のvTimeもDL数を伸ばしており、DaydreamやApple製のHMD販売により成長が期待されるスマートフォン向けソーシャルVRサービスについては、今後様々なサービスが登場することが期待できるかと思います。

なお、弊社でもソーシャルVRサービスに取り組んでおり、まずは無料の対戦型卓球ゲームをSteam向けに近日リリース予定です。それ以外にも様々なプロダクトの開発を進めており、皆さんに驚きを提供していきたいと思います!

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