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VRで今までにないコンテンツを制作できるツール4選

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HTC Viveがオフィスに届いてから、沢山の人に体験して頂く機会を設けてきましたが、一番評判が良いのが、Googleの3Dお絵描きアプリTilt Brushです。VR内でゲームをプレイすることも楽しいのですが、VR内で自分で何かをクリエイトする体験は誰もが楽しいと感じるようです。

Tilt BrushはSkillman & Hackettという2人組の開発スタジオがOculus Rift DK2が2014年7月に出荷開始された2ヶ月後の9月に発表し、2015年4月にGoogleにスピード買収されたアプリです。GoogleがVRを広げていくために、クリエイトツールが重要だと考えていることがわかります。
 
Tilt Brushの二匹目のドジョウを狙い、スプレーアートを楽しめるアプリを制作している会社もあります。町の外壁にスプレーアートを描くという現実では法律上難しいことをVRで実現しています。 
 
GDC 2016で発表された、VRとDJを組み合わせたThe Waveは非常に面白いアプリです。VR内でDJプレイを行うことができ、DJも観客も自宅を離れることなく、遠隔でライブ音楽体験を楽しむことができます。
 
TvoriはVR内でアニメーションを直感的に制作できるアプリです。ハリウッド映画でCG空間内に仮想のカメラを配置して撮影する手法が使われ始めていますが、同じようなことをVR内で実現するツールを制作しています。
 
また、先日開催されたGoogle I/Oでは、GoogleのVRコンテンツ研究チーム、Daydream LabsでVRを活用して音楽や建築デザイン、360度映画をクリエイトできるアプリのデモをHTC Viveベースで開発してみたことが発表されていました(上のYouTubeの25分過ぎから確認できます)。
 
VRデバイスをかぶることはそこそこ不快ではありますが、かぶることでコンテンツの制作が楽になる、今まで作れなかったコンテンツが作れるようになる等の明確なメリットがあれば、多少不快でもかぶって制作することもあり得るのかなと思います。
 
また、VRデバイスがある程度普及するまでの期間は、コンテンツを制作する人たちに制作用のツールを提供し、制作されたコンテンツはVRデバイスが無くてもPCやスマホで体験できるようにする視点も大事なのかなと思います。